報恩講(ほうおんこう)

私たち真宗(しんしゅう)門徒(もんと)が宗祖(しゅうそ)と仰ぐ親鸞(しんらん)聖人(しょうにん)は、1262(弘(こう)長(ちょう)2)年11月28日に、そのご生涯を終えられました。その宗祖が果たされたお仕事の大切さを讃(たた)え、文字どおり恩(おん)徳(どく)に感謝し報いるためのおつとめが報恩講です。「報恩」という名のように、親鸞聖人の教えに出(で)遇(あ)って、生まれた意義と生きる喜びを見出した人々が、親鸞聖人のご苦労とご恩に報いずにはおれない気持ちから厳修(ごんしゅ)される、真宗門徒にとって年中行事の中で、最も重い法要です。
この報恩講は、数百年の歴史をくぐって今日に至るまで毎年欠(か)かさず、ご本山である東本願寺の報恩講を中心にして、地方の真宗の各寺院において、さらには門徒の各家においても(在家(ざいけ)報恩講)と全国各地で勤められてきました。このように、代々、親鸞聖人の教えに出(で)遇(あ)うことによって、生きることの深い感動と意欲を見出した私たちの先人の方々が、自分の子や孫たちにも親鸞(しんらん)聖人(しょうにん)、さらにはお釈迦さまの教えに出(で)遇(あ)っていただき、人間として生まれた意義と生きる喜びに目覚めてほしいという切なる願いが込められた法要です。真宗門徒の方はもちろん、そうでない方もどうぞ親鸞(しんらん)聖人(しょうにん)の教えに耳を傾け、出(で)遇(あ)っていただきたく念じます。◆当寺では毎年、2座(午前・午後)にて法要を執り行っております。
ご都合の良い時間帯に、ご家族そろって是非お参りください。佛乘寺 報恩講
日時 |
毎年12月 第1日曜日 午前の部10時30分より/午後の部14時より ※変更の場合あり ※詳細はお電話でご確認ください。 |
場所 |
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内容 |
お勤め/ご法話/ぜんざいのご接待 など |
お問い合わせ |
06−6754−0717 (本院) 0798−75−0272(西宮支院) |