真宗大谷派 慈雲山 佛乗寺(ぶつじょうじ)浄土真宗の教えと地域の人々とともに歩む寺院

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彼岸会(ひがんえ)(お彼岸)

お彼岸は、年に2回、春分・秋分の日をはさんだ前後3日間、計7日間をさします。春分・秋分の日を彼岸のお中日(ちゅうにち)と云い、この日は昼と夜の長さが同じになることからお中日と云われます。彼岸ということばは、季節の名ではなく、インドのことばで「パーラミタ」、訳して「到(とう)彼岸(ひがん)」と云い、私たちの生きている世界である「此(こ)の岸(きし)(此(し)岸(がん))」から、阿弥陀の浄土の世界である「彼(か)の岸(きし)(彼岸(ひがん))」にわたることを願う仏事とされています。悩みや苦しみの多い世界(此岸)に生きる私たちが、「悩みや苦しみのない浄土の世界(彼岸)に生まれたい」と願わずにおられないという私たち人間のこころから生まれてきた思想ともいえます。
この私が、悩みや苦しみの多い現代社会の中で、自分自身を見失うことなく、苦悩から逃避することなく、いただいたこのいのちを精一杯生ききることのできる私自身に生まれかわってこそ、亡き人への供養ともなり、亡き人の願いでもあることを、お参りをとおして、仏のみ(・)教え(・・)に耳を傾けつつ、問い尋ねていく行事です。

一年中で最も気候が良く、また、太陽が真東(此岸)から真西(浄土)に沈むため、西方極楽浄土を望むに最もふさわしい日とされるこの時期に、ご家族そろってお参りください。